日本では、結婚・出産・育児などで342万人の女性達のキャリアが一旦、ストップしてしまうという現実があります。
政府は「一億総活躍社会」といいますが、ここで、「活躍する女性」はどのようなイメージでしょうか?
企業に “雇用される女性” をイメージし、企業が雇用しやすい条件や環境整備 ばかり考えてはいないでしょうか。
これまでどおり、男性中心の社会構造はそのままに、女性が子育てしながら働けるにはどうしたらいいのかと。
子育て中の女性は補助的な仕事・・・
さもなくば、子育てを誰かに任せて責任ある仕事・・・
ほんとうにそれで、女性たちがイキイキと活躍できるでしょうか? 家族みんなが幸せになるのでしょうか?
企業の雇用が大前提ではなく、ママ=家庭の中心であり、子育てという人類にとってもっとも重要な仕事をしていることを前提に、“働き方”のほうを考え直すことが、必要ではないでしょうか。
仕事は、「会社に勤めて給与をもらうこと」ではありません。
誰かの役に立ち、喜ばれ、その喜びに見合う報酬と感謝とをバランスよく受取ること・・・
そしてそのような仕事は、子育てしながらできない理由などありません。
「家庭と仕事」 「夢と収入」
どれかを諦めないと手に入らないのではなく、どれも大切にしながら実現することができる。
それが、“ママ起業家という働き方”なのだと私たちは考えています。
「私に経営なんてとても…」 と、最初はみんな思うものですが、そんなことはありません。
経営とは、例えば「運転」のようなものではないでしょうか。
技術を学び、ルールを学び、実践経験を積んでいけば、多くの人がそれなりにできるもの。
その意味ではママ大も一般のベンチャー起業塾も、マーケティングや経営基礎技術を教えるところまでは同じ、違うのは、“運転”ができるようになったあとのイメージです。
「利益」 は、運転でいう 「スピード」 に似ています。
どうせ運転するからにはスピード!
周りを追い抜き、より速く! もっと速く!!
グローバル化した資本主義市場はさながら巨大なサーキット、
普通の人が運転なんて想像できません・・・。
しかし、運転の本来の目的が、楽しさや便利さであるのと同様に、利益追求というより、楽しさや豊かな時間を過ごすことこそが事業を始める本来の目的だったはず。
社会はサーキットではなく、誰もが“ハンドルを握って”いいのです。
自らの意志で笑顔で仕事をし、お客様も自分も家族もハッピーでいられる経営を貫く…
これができたら素晴らしいと思いませんか?
利益は追求しない…といってるのではありません。
スピード(=利益)がゼロでは運転する意味はありませんから、もちろんアクセルは踏みます。
ただし、安全にドライブを楽しむことが目的なのは忘れません。
ママ起業家の多くは、個人で、最初は規模も小さく、労働集約的な仕事を自らの意思で楽しむ人が多いのが特徴です。また、ママ起業家たちのビジネスは“地域”を舞台としています。
グローバル化やレバレッジシンキングを常に考える起業家は、「そんなのビジネスと言えるか?」とおっしゃるでしょうし、投資〜リターンを求める投資家の皆さんには、見向きもされない存在かもしれません。
しかし、昼間、地域にいることが多い彼女たちが、自ら生み出した仕事でイキイキと働き、自分で稼いだお金を地域で消費することこそが、まちの発展に繋がるのではないでしょうか。
ママにとって宝物である子供とシゴト、そして、家族と地域の幸せを考えながら、どちらも丁寧に育んでいく。
⼥性が輝き、⼦供たちが元気に育ち、地域に笑顔があふれ、感謝と思いやりと、必要なお⾦がまわり続ける地域。
私たちは、よき“ママ起業家”をたくさん育てることこそが、“地域の未来”を創り、永続させるキーなのだと考えています。
「ママ起業」=「ママゴト起業」などと揶揄されがちですが、出生率・・・、 地域の空洞化・・・、 女性活躍社会・・・
ママ起業という働き方こそが、今の日本が抱える多くの問題を解決する救世主なのではないでしょうか。
ママ大ビジョン
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